ネガティブという名の才能

どうも、もっさんです。
日々、おつかれさまです。

さてさてタイトルを見て驚いたと思いますけど、
結論から言うと


『ネガティブは才能である』 Dr.モサーン


です。

「いやいやいや」

でしょうか。

「それを消したくて色々してんのよ。なんなら、今ここでこれを読んでるのもネガティブをどうにかしたいからだからね」

でしょうか。

「ネガティブはつらいからダメ!ポジティブが幸せでいい!それでアクティブな性格になって、ネイティブな英語を身につけて、モルディブとか行ってティブティブしたい!」

でしょうか。

僕らうつー人にとって、『ネガティブ』は死ぬほど重要なフレーズですよね。
(冗談抜きで死にかけますからね)
今回はいっちょ、その『ネガティブ』に少しだけフォーカスしていきましょう。

では、ちょっと昔を思い出してもらいたいのですが、いいですか?





そうです





ゆっくりでいいので





昔のことを頭の中に思い浮かべてください










マンモス、狩ってましたよね?




頭とヒゲがボッサボサで
毛皮のワンショルダーの服を着て
石の斧とか槍を持って
ウホウホ言いながら狩りをして
集落とかで生活してたと思うんですね。

ここで、ポジティブな原始人A(原A)と、
ネガティブな原始人B(原B)の会話を見てみましょう。
ウホウホ語を翻訳したものをお届けします。




原A「なぁ、B」


原B「なに?」


原A「狩りに行ったC達、帰ってこなくね?」


原B「…やっぱおまえも思ってた?」


原A「あぁ。あいつらきっと…」


原B「だよね!?C達、絶対に…」


原A「超美味しいマンモスがうじゃうじゃいる地域見つけてそこの集落に入れてもらってすっげー楽しい生活を始めちゃってるでしょ!これ間違いねーよ!」


原B「うわ、すっごいポジティブ。んな訳あるか!C達、絶対に何かあったんだよ!こんなに帰ってこないことなかっただろ!きっと、すごい猛獣かなんかに遭遇して…」


原A「うわウケるwそれこそありえねーって。親父達の代でこの辺の猛獣は全部やっつけてるし、ずっと出てないだろ?もういないんだよ。C達はさ、いつもより遠征して開拓したんじゃね!?その新集落にはたぶん可愛い女の子もいっぱいて、きっとすっげー楽しんでるんだYO!オレも行きたいYO!」


原B「出たパーリーピーポー!違うって!たぶん、あの『禁断の森』の方に、親父達が近づいてはいけないって言ってたあの場所に、C達は行っちゃったんじゃないか…?」


原A「そうか!親父達はそっちにあるたくさんの可愛い子がいる集落でウホウホしてるのがバレないように『禁断の森』とか噓ついて近づかないようにしてたんだな!オレもうガマンできないわ!行ってくるわ!」


原B「もうやだこの人!待てよ!危ないって!危ないってー!!」





原A「よし、『禁断の森』に着いたぞ。おーい!C-!いるんだろーー!楽しんでるのは分かってるぞー!」


原B「おいA!大きい声出すな。何がいるか分からないんだぞ…」


原A「おまえ、ホントにネガティブだな。大丈夫だって。あ、なんかあの茂みあやしいな。あそこかき分けて行ったらトトロの住み家みたいな場所につながってそうだな」


原B「いやあの茂み明らかにヤバそうだって!なんかいるのは間違いなさそうだけど…」


原A「だろ?見てくるわ!」


原B「ちょっと待って!頼むから、せめて、ゆっくり行ってくれ!」


原A「わーかったよ。ほら、一歩ずつ、ゆっくりと、これでいいか?」


原B「そうだな、その調子で頼むよ」


原A「ゆっくり、ゆっくり、あ!茂みからCの毛皮が見えた!おーい!C-!やっぱりいたかー!と思ったらCの毛皮は八つ裂きになっててそれをくわえてる超でかいネコみたいな猛獣が現れてこっちにはまだ気づいていない!」


原B「うおぉぉぉ!?なんじゃありゃぁぁぁ!?!?」


原A「ヤベぇぇぇ!あいつ絶対ヤベぇぇぇ!!あのサーベル状の牙、明らかにヤベぇぇぇ!!!!」


原B「逃げろー!!」





原A「なんとか逃げれた…。なんなんだ、あの化け物みたいなネコは。集落長のとこで飼ってるミケの10倍はでかかったぞ」


原B「だから言ったろ!やな予感がしてたんだよ。Cは、きっと…」


原A「あぁ、さすがに間違いない。あの毛皮…、C達は食われちまったんだな。しかしおまえすげーな。よく危険が分かったな。ネガティブって、大切だな」


原B「まぁね。オレ、生き延びるのに必死だからね」


原A「しかしC達が食われたのは悲しいけど、これで改めてあそこには近づくなって強く禁止できるし、集落の繁栄に貢献してもらったと思うしかないな。C達、ありがとう」


原B「おまえはホントにポジティブだね。その通りだ。C達、ありがとう」









…はい、どうです?


「ネガティブ最高じゃん!」


って思いましたよね?
今まで

「もっと楽観的に考えろよw」

って言われたり

「自分はなんでこんなにネガティブなんだろ…」

って思ってたのが

「いやオレがいなかったらおまえら一人残らずサーベルタイガーに喰れてるからね」

って言えたり

「このネガティブさのおかげで生き延びてるのか」

ってちょっと思えてきますよね。

全員が明石家さんまだったら、人類はとっくの昔に絶滅してるんです。
『ネガティブ』は、生物の「種の保存」って観点からは、超絶に優秀な要素なんですよ。
僕らうつー人は、その人類の繁栄に多大なる貢献をした原始人Bの子孫ってことですね。
安全を確保したり危機を管理したりする能力が尋常じゃないくらい長けているのが、うつー人の気質のひとつです。


さて、さっきの原始人A&Bの話には続きがあります。
どうぞ↓








原A「おーいB!マンモスいなくなってきて、さすがに『禁断の森』の方に進出するしかなくなってきたんだけど」


原B「いやいやおまえあのネコのヤバさ忘れたの!?あの辺はホントまずいって!」


原A「でも食い物なくなってきたよ。まだ平気だと思うけど、前向きに進出は考えないと。まぁオレはおまえのおかげで命拾いしてるし、そのネガティブさで生き延びる方法を考えてもらった方がいいとは思ってる。どう?」


原B「…そうだな。食べ物がなくなったら元も子もないもんな。分かった。『禁断の森』に進出する良い方法がないか、このネガティブさを武器に考えてみるわ」


原A「ありがとよ。じゃあ。頼んだぜ」


原B「あらゆるパターンを割り出してみるよ」




原A「あれから三ヶ月経って、食べ物が無くなって集落のみんなもバタバタと倒れてるけど、Bの作戦はまだ立たないのかな。おーいB!限界きてるぞー!さすがのオレもぼちぼち腹減って死にそうwおーい!B!開けるぞー!…ってB、死んでるし!考えすぎてる内にタイムリミット来て餓死してるし!」









…いや、ダメですよね。
B、死んでますね。
ネガティブはやっぱダメなんですかね?

ポジティブすぎてもサーベルタイガーに喰われ、
ネガティブすぎても餓死してしまう。
どうやら


『バランス』


なんですね。

…あ、言っちゃったと思いました?
「そうとも言えるし、そうとも言えない。全てはどういうとらえ方もできる」的な、当たり障りのないこと話しちゃってるよと思いました?
そうじゃなくてですね「ポジティブであろう」とするのではない、ということですね。
人間には両方あるんですよ。
間違いなく。

「なんか、ちょっといい感じかも」

ってことが、人生にありましたよね?
ポジティブとネガティブは、表裏一体なんです。
ずっとポジティブってこともないし、
ずっとネガティブってこともない。
その振り幅があるから、僕らはこうして生きてる訳です。
ネガティブな感情、安全確保や危機管理を想定した恐怖を覚えることは絶対に必要なものなんです。
そして安全や危機を気にしてしまうのは何故なんでしょう?
その時に僕らの頭の中で考えてることって何なのでしょう?
それって


『心やすらかにすごしたい』


ってことだと思うんですよ。
どうですかね。
不安な気持ちにさいなまれて、ありとあらゆる最悪のケースを想像して、それが実際に起こったかのような心労にメンタルをやられてしまう僕らですが、その裏には考えうる全てのネガティブなケースをクリアした理想の状況が描かれていません?
ネガティブなエネルギーは強く大きいので僕らの目を圧倒的に奪っていきますが、『望んでないこと』があるのは『望んでること』がある証拠なんです。
フォーカスされていないだけで、その心の中にはいつだって安全が確保されていて、危機の管理ができている理想的な状況が描かれているんです。


これ、めちゃくちゃポジティブな感覚じゃないですか?


ちょっと言い切っちゃいますけど、
僕らうつー人はすんごいポジティブな世界を想像しすぎて、現実とのギャップにネガティブな感情を抱いてしまい、それが全てだと思ってしまうきらいがあるんですね。
これも反転してるんです。
「表」から「裏」にいっちゃてるんです。
もともと、めちゃくちゃポジティブなんですよ。
だから、ネガティブなんです。
ちょっと意味分からないですかね?
相反するものは、二つで一つ。
表裏一体。


表と裏

光と影

陽と陰

天と地

男と女

おすぎとピーコ



な訳です。
両方あるから一つなんですね。

ネガティブであることを認めちゃいましょう。
まぁ認めるというか「許す」って感覚ですかね。
ネガティブさを許せると自分を俯瞰できます。
ゼロ地点というか、高いところから見下ろすような視点になります。


ネガ⇔ゼロ⇔ポジ


の一直線上を行き来している自分に気づけるんです。

「あぁ、自分は今ネガティブなところにいるなー」

って思えると、反対側のポジティブのエリアも見渡せるようになってるはずです。


ネガティブだから、ポジティブを人一倍感じれる。
ポジティブだから、ネガティブをくみ取れる。


光が差すから、影が生まれる。
影があるから、光が美しく見える。
(これ僕がよく言ってるやつですね)


おすぎが映画の評論をして、ピーコが服の評論をするからキャラがかぶらない。


全ては二つで一つ。
同時に在るってことですね。

改めて


『ネガティブは才能である』 Dr.モサーン


ってことですね。
ネガティブでいいんですよ。
それはポジティブってことですから。
どっちにも、僕らうつー人のマグマみたいなエネルギーは注がれているんです。
恐れずに認めて、許して、解放して、ぼちぼちやっていきましょう。
めちゃくちゃ応援してます。


モサーン