映画『天使のくれた時間』のススメ

どうも、もっさんです。

日々、おつかれさまです。

おそらくですが

「エンタメに触れろ、って言うけど何を観たり聴いたり したらいいか分からないよ、おっさん」

と思ってることでしょう。
ですので今回は一本、映画をオススメします。

それは

『天使のくれた時間』

です。

これ、何を隠そう僕のソウルムービーです。

なんか急に現代のブログっぽくなってきましたね。
ドキドキしますね。
早速、いってみましょう。




・五秒で説明します

夢」を選んで成功した男が、
「愛」を選んでいた方の世界に飛ばされ、

 大切なことに気づく話




以上です。
僕はこれだけで白飯いけます。
ここで茶碗に手が伸びたら今すぐここを閉じて
レンタルなり動画サービスなりで観賞してください。


「もうちょっと説明を聞きたいんだけど、おっさん」


了解です、次いきましょう。




・一分で説明します

ウォール街で社長をするほどの大成功をしたジャックは、クリスマスの夜の仕事後に秘書から伝言を聞く。
それは13年前にキャリアを選ぶために別れた恋人であるケイトからのものだったが、ジャックは気にもとめず伝言メモを捨てて帰路についた。
道すがら、ひょんなもめ事からキャッシュという男に出会ったジャックは「全てを持っている」と言い切る。
キャッシュは「おもしろいことになるぞ」と告げ、去って行った。

翌朝に目が覚めたジャックは、そこが独身一人住まいの自分の億ションではないことに驚く。
その場所はケイトと別れずに愛を選んだ方のもう一つのジャックの人生で、キャッシュの力によって「きらめきの世界」に飛ばされたのだった。

意志とは無関係に進んでいく身に覚えのない家族と過ごす典型的な庶民の生活に、パニックになり、戸惑い、嫌気が差し、まるで自分ではないかのように感情を剥き出しにしてしまうジャック。
それでも生活を共にしなければならないケイト、二人の子供、友人達との関係を進めて行く中で、次第にジャックは自分が捨て去ってきたものの大切さに気づき始める。
ウォール街で大成功を収めた持ち前の手腕で、日常に起こることを一つ一つ乗り越え、塗り替え、楽しめるようになっていくジャック。
その姿はもう、誰の目から見ても「きらめきの世界」の住人そのものだった。

そんなジャックの前に、再びキャッシュが現れる。「僕は戻らないぞ」とジャックは反発するが、「きらめきは一瞬だ」とキャッシュは告げる。
雪の降る夜が過ぎ、翌朝に目覚めるとジャックは独身一人住まいの億ションにいた。
すぐにジャックはケイトに連絡を取って会いに行き…




はい終了!一分、終了!

以上です。
僕はこれだけで炒飯いけます。
さぁ、今すぐにここを閉じてTSUTAYAに走るか、
Amazonプライムを開いてください。


「ここまで来たら、おっさんの感想を聞かせてよ」


了承しました、次いきましょう。




・三分で説明します

さて、僕が思う優れたエンタメの要素の一つとして

『喜怒哀楽の感情を抱かせてくれる』


というのがあります。

これは観たり、聴いたり、読んだりしてる間に
主人公や登場人物、作品の世界観に感情移入して、
まるでその感情を疑似体験しているかのようになるってことですね。
笑いとか感動とかはもちろん大切です。
その上で、ここでポイントになるのは

『怒り』

です。
僕らうつー人は怒りを感じたり、伝えたりするのが
めちゃくちゃ苦手ですよね?
怒りを感じることを悪いことだとすら思ってしまう。
この辺はこれからゆくゆく一緒に解消していきますが、そこを見越しながら今はエンタメの中で『怒り』の疑似体験をすることも大切なんですね。

この映画でジャックを見てると、ホントに


「ジャック、おまえはなにやってんだよ、もう!」


と思ってしまうことがたくさん出てきます。でも


「ジャック、あんた最高だぜ…」


と思うこともたくさん出てきます。

色々なことがあって、色々な感情があって、それでもそれが人間らしくて、魅力的なことなんだなと思えるんです。

喜怒哀楽のジェットコースターに揺さぶられることで感情が腹から声を上げ、すっきり爽快な気持ちにさせてくれるのが 優れたエンタメであり、その要素がこの映画にはあります。

はい、そして次。
もう設定が最高ですよね。
この映画には

「あの時、YESと答えていたらどうなっていただろう」

ってフレーズがついてるのですが、
これ、うつー人にとってめちゃくちゃ大切ですよね。
僕らが擦り切れるほど考えてしまうことです。


「あの時、自分がこうしてればこんな風にならなかったかな」

とか


「あの時、もっとこういう言い方ができれば意志が伝わって、そしたらああなって、こうなって、そこからこんな展開になって、ゆくゆくはそんな流れから今にいたって、ここできつい想いをすることもなくて、そもそも自分がはっきりと言えれば…(※以後、エンドレス)」


とか、なりますよね。

その「もう一つの人生」の日々、行く先を物語として
ビジュアルに落とし込んでくれているのが、
この『天使のくれた時間』だと思います。
頭の中で、自分の思考とか意識だけで描いてると
無限ループにハマりますが、この映画はそれをしっかりと道筋を立てて、丁寧に説明をして、決着もつけてくれます。

ジャックは


現実

きらめきの世界

現実



という旅をします。

どうあがいても『今』という場所に戻って来ることは
変えようがないんですね。

大富豪の日々を楽しんで幸せだった状態から、
庶民の生活に飛ばされてギャップと格差に落ち込み絶望すらしてしまう。
でも、庶民の生活に希望を見出して幸せな状態になったら、今度は大富豪の生活に戻された時にどうしようもない切なさにさいなまれる。


『今』という場所の影に目を向けてしまうと、
当たり前のように暗い風景が映ることになる。


『今』という場所の光に目を向けていれば、
美しく幸せな風景を映すことができる。


優劣とか、上下とかいう概念じゃなく、
その瞬間の幸せを抱きしめられるかで
人生は美しくなる


そんなメッセージが込められてると思います。
これ、この映画の『うつきくポイント』(※)ですね。

※うつきくポイントとは?
そのエンタメの中でうつー人にとって押さえておきたい大切なポイントであるという今書きながら思いついた概念

じゃあ影が無い人生が素晴らしいのか?と問われれば、答えは『No!』ですね。
もう『Don’t touch me!』ですよね。
光があるから、影は生まれる。
影があるから、光が美しくなる。



現実      ① 光
↓        ↓  
きらめきの世界  影 ② 光
↓            ↓
現実           影


①大富豪の人生を謳歌していたから、庶民の生活に絶望した。
②家族との生活に幸せを見出したから、独り身の寂しさにさいなまれた。

光を感じたから、影が生まれた訳です。


そして


現実      ① 影 
↓        ↓
きらめきの世界  光 ② 影
↓            ↓
現実           光


①ずっと一人だったから、誰かと暮らせる日々に感謝できた。


影に気づいたから光を見出せた訳です。

おや

②が空欄ですね。
書き忘れではないです。


「きらめきの世界」が一瞬だったと知ったジャック。
あの幸せな日々そのものが消えてしまい、
『影』のように感じてしまったジャック。
最後、ジャックはどうするんでしょうか。
ぜひ映画を観て、確認してみてください。
光と影は一つのもので、そのグラデーションがあるからこそ
美しいのだと感じれるはずです。


この『天使のくれた時間』はクリスマスの映画です。
「またおっさんは時季外れなのオススメするなぁ」というツッコミは闇に葬り去るとして、なんと今年のクリスマスまであと11ヶ月もあります。
2020年12月24日までには確実に観れることでしょう。
いつもよりさらに、クリスマスを大切に過ごしたくなる映画です。

…はい、三分!
僕はこれだけでガーリックライスいけます。


「OK、ちょっと観てみるわ、おっさん」


ぜひ観てください。
ただ、ちょいちょい気になってたのですが、
僕はもっさんでして、おっさんじゃありません。

…いや、まぁ、おっさんか。

確かに。
年代的には。
間違ってないですね。
これがブログで良かった。
音声なら声が震えてたでしょう。
動画だったら涙目がバレていたことでしょう。




・おわりに

今回は趣向を凝らして、オススメ映画の紹介でした。
色々と語りましたが、何か、別の映画を
観てもいいと思います。
自分がおもしろそうだと思うエンタメに
触れるのが一番です。
ブラっと散歩がてらTSUTAYAに行ってみてください。
(もちろんGEOでもいいよ)
映画にも、散歩道の途中にも、なんかしらの発見があると思います。
ぼちぼちやっていきましょう。
素敵なエンタメに出会えますように。


おっさん









Merry Christmas!! 】
(※2020年1月16日)